現パロ五年とタカ丸
→タカ丸+三郎
「あ、三郎くん」
「おー斉藤」
「なに、なに見てんの?」
「これさぁ、見たことある?」
「うん?あーアメリカのドラマだね」
「そうそう、深夜にやってんの見ておもしろかったから」
「向こうで何回か見たことあるよ」
「借りようかなぁって迷ってたとこ」
「へぇ?雷蔵くんみたいだー」
「俺でも迷うことくらいありますー」
「見たいなら見ればいいじゃん」
「でももうシーズン3まで出てるからなぁ、出遅れた感があるってゆーか、一気にみれないんだよな。
テレビ一応雷蔵と共有だし」
「あー…じゃあ、俺んちおいでよ」
「は? いいの?」
「うん、俺も最後まで見てないし、一緒に見ていい?」
「あー…まぁ斉藤ならいいかな」
「じゃあ、借りようよ」
「レンタル一日でもいいか?」
「一気に見るんだ(笑」
「安いじゃん。
じゃあ明日いくな」
「うん、じゃあ俺今日は返しに来ただけだから、バイバーイ」
「んー」
→五年
「ってことで、斉藤ん家にいくことになった」
「へー行ってらっしゃい」
「…そういう反応だよねらいぞーは(泣)」
「そんなおもしろそうなのかぁ?コレ」
「まぁハチは映画とか興味ないし、わかんねぇだろうな」
「でもわざわざタカ丸ん家まで行かなくてもいいんじゃないのか?
絶対迷惑だろ…」
「だって斉藤がおいでvって言ったんだもん」
「だもんじゃねぇよ、きもちわるい」
「ひでぇな(笑)」
「でも三郎とタカ丸くんが2人っきり、なんてすごい迷惑かけちゃいそうだよね…」
「ん?雷蔵もくるか?」
「え?」
「あ、じゃあオレも行く!」
「ハチは誘ってねぇし…」
「いいじゃん!兵助もいこうぜ!なっ」
「……あー」
「(絶対こいつ行く気まんまんだな)」
「でもみんなで行ってもタカ丸くんに迷惑だと…
ああでも三郎だけなんて心配だし…」
「あーいいんじゃない?」
「そんな適当な」
「なぁなぁポップコーンいるか?」
→タカ丸+五年
「「「「おじゃまします!」」」」
「おはよー、いらっしゃい!
みんな来たんだねぇ、どうぞどうぞ」
「うわ、すげーー!寮3部屋分の広さ!?」
「テレビでけぇ!いいな、俺も欲しい」
「だめだよ!うちの部屋狭いんだから!」
「悪いな、勝手に」
「いいよいいよ!兵助くんも、上がって」
「ほんと広いねーここで1人暮らしなんだ…寂しくない?」
「寂しいよぉ?俺も寮に住みたいなぁ」
「やめとけやめとけ。
それより早く見るぞ!目標今日中に五本!
45×2×5分だからな!」
「は?7時間半?」
「すげー兵助計算速いなっ!」
「そんな見んのか?」
「あたりまえ、これでもまだシーズン1の半分だ!」
「俺もこれくらいなら普通に見れるよー」
「すごいね…」
「なぁ…」
「それよりさーポップコーン作ってもいい?」
→1時間経過
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「…はっ」
「やばー…」
「……」
「……」
「……」
「……」
「完全に見入ってるね…ほぼ無言」
「たまにギャグに笑うくらいだな」
「あーなぁ腹へらね?」
「コンビニ行ってこいよ」
「外寒い。
冷蔵庫にあるもんで勝手になんか作っていいかな?」
「えー勝手にはだめでしょ…」
「じゃあ、聞いてから」
「はっちゃん、あの無言の2人に話しかける気か?」
「………まあいっか、勝手に作ろ」
→5時間後
「あ、次最後」
「まじで?あーそろそろ腹減った」
「ぶっとおしだったもんねー今5時?」
「おーい、2人ともこれ喰う?」
「なんだそれ」
「玉子焼きとウィンナー炒め。
あ、コーヒーも勝手に入れといた」
「わっ、ごめん俺なんにもださなくて!」
「いやぁ、俺こそ勝手にやっちゃってゴメンだけど」
「ちょっとトイレ」
「あ、そこ出たところ」
「んー五本目入れといて」
「おっけー」
「んーあぁ……俺寝てた」
「…ふ、はぁあ~」
「6話の途中くらいから寝てたぜ、二人とも」
「ほんと?あー…あの誘拐犯結局だれだったの?」
「最初に通報した犬連れてた男」
「まじ?俺あの女だと思ってた」
「ねー兵助くん、俺もウィンナー食べたいー」
「んーはい」
「あー」
「あいつらナチュラルにあーんvするよな」
「はは…」
「ただいま。 ほれ、続きみるぞ」
「おかえりー」
「あーあと一時間半か」
「わりとおもしれぇな!コレ」
→7時間半後
「あー終わった」
「んーー肩こった!」
「おもしろかったな」
「ねー!俺も早く続きみたいよ」
「またか借りてくる。ここで見ていいか?」
「いいよ!あ、俺レンタル料半分出さなきゃ」
「それこそいいよ。お前ん家で見てるんだし」
「俺も来る!なんかやべーハマった!」
「ほんと?仲間ー♪」
「ハチは見てるとき喋るから嫌」
「もう喋んないって!」
「…俺途中見てなかった」
「僕も…でもおもしろかったね」
「あ、もう7時前だ」
「やべ!そろそろ帰らないと!」
「ガーディアンに殺される!」
「帰りにTSUTA●A行って返さないと…」
「俺かわりに返しとくから、三郎君たち帰りなよ」
「助かる!じゃーな!」
「急ぐよー!」
「ぅお!ちょ、まっ、まだ食器洗ってない!」
「いいって!俺やるから、ねっ」
「うっ、ありがと! 帰るぞ兵助!」
「おー」
「バイバイだね」
「ん、騒がしくて悪いな」
「いいよ、楽しかったー!
だから今日はちょっと寂しいかも、へへ」
「…また、来るから」
「…うん」
「みんなで、外出届とって、泊まりに来る」
「俺も寮に入れるように、父さんに頼むよ」
「じゃあ、また明日」
「うん、また明日」
→五年
「あ~みんな、もう門限すぎてるよぉ」
「「「「すいません!」」」」
「あーでもギリでセーフだな」
「ほんと!怒ると怖いもんね…小松田さん」
「なぁなぁ!今度はタカ丸さん家泊まりに行こうぜ!」
「お、いいな!」
「三郎は一日中DVD見るんでしょ」
「大丈夫、あそこの家テレビ2台あった」
「いつのまにそんなの見たの?!」
「ゲームも持って行ってーあーわりと冷蔵庫の中充実してたし、またなんか作るか!」
「おー問題は外泊届けだよなぁ」
「土日とかなら大丈夫だよ、きっと」
「じゃあ来週あたりさー」
「…なんだ、俺が言わなくても、考えてたか」
「うん?」
「いやぁ、おもしろそうだなと思ってさ」
→タカ丸
「もしもし、うん、俺。
あのね、やっぱ俺寮入りたいんだ。
皆と一緒にいたいよ。
…うん、でも、…寂しいよ。
俺1人でいるの嫌いだから、…父さんも知ってるでしょ?
…ん、…んー?
いいじゃん別に、…だってね…
寮のほうが安全だし、安いし、きっと楽しいよ?
……へ、ほんと?
じゃあ、え、ほんとに?
ありがと、父さん!
じゃあ来週には…うん、うん、うん。
分かってる…分かってるってば!
家事はやってるし、相部屋になったら迷惑かけないし…。
ん、うん、はい、じゃあね」
「…っ!」
「……兵助くん!聞いて!!」
***
完璧に趣味に走ったネタでした。
ええ、読みにくいったらありゃしません。
おそまつでした!